追記と言いましたが別の日付で

間テクスト性については今日の日付で書きます。
先日母が見ていた放送大学でこの言葉を見かけて、何ぞやと母に聞くと
母「文学とか音楽は互いに影響しあっている、引用しあってるってことよ」
と言われました。
lynne_k「えーと、文学や音楽には互いを引用し合う傾向があるってこと?」
母「違うわよ、傾向とかじゃないの。そういうものだってこと。引用って言う言葉は日常的すぎて手垢にまみれてるし、既存の言葉は人それぞれ微妙に違うニュアンスで使ってて意味が曖昧だから新しい言葉を定義したのよ」
「性」と言うからには傾向や性質を指す筈なのですが、母は頑として「傾向とは違う、何が分からないのか分からない」と言います。
仕方無くgoogle様のお力を借りて、「間テクスト性」の提唱者クリステヴァなる人の著作から引用した、と言うサイトを読むのですが、これがまた難解で抽象的で。別に抽象的な言葉、は世の中沢山ありますが、定義が抽象的な言葉、ってのはちょっと無理がありませんか? 何だこれ、と思う余り
lynne_k「文系ってさ、何でこんないい加減な定義で言葉使うかな」
と口走ってしまったら、母も流石にむっとしたらしく
母「はいはいすみませんねぇ」
と言われ、以降質問しても取り合ってくれなくなってしまいました。うーん、子供ですみません。

後日、「文学や音楽は互いに引用しあい影響しあう性質を持ち、その性質を間テクスト性と言う、ので間違いないか?」という結論に落ち着きました。
咄嗟に「性質」と言う言葉が出てこなかった慌てぶりのせいで、語尾が「〜性」という言葉の意味を「〜ということ」で〆られたら混乱する、というだけの話が親と喧嘩腰になるまでの事態に大発展ですよ、困ったものです。