阪大論文捏造

よく拝見してるブログで色々集められてました。
http://blog.so-net.ne.jp/kagaku/2006-09-23

研究者は科学と言う事実に心酔する人種なので、並の社会人より「正しい」事に拘るんだろう、と思います。ま、自分の経験からも。そうじゃない人種と言うか、どこにもいるような名誉欲の塊と言うか仕事を自分の欲求を満たす道具としか思わない輩もいるし、政治もあるだろう。だけど上手く戦えないんじゃないかな、ピュアすぎて。普通の社会は清濁混淆的な部分があるが、科学に本来「濁」は存在しないからなぁ。
ただそこにある事実、それを捏ね繰り回して自然と対話する。耳を塞いでしまったら、自然の声は聞こえなくて、それのどこが科学なんだろう? 何が楽しいんだろう?


科学の「試行錯誤して思いも掛けない自然の賢さを発見する」楽しみを自分の名誉や思い込みで冒涜するだけでも本当に勘弁して欲しいのに、前途ある、勇気ある研究者の命をも踏み躙ったこの事件、どうか、せめて今後の研究者社会のあり方に生かされて欲しいものです。