ホテル‥‥

ホテル・ルワンダ
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という映画を見て参りました。渋谷の映画館、普段は割と細々とやってらっしゃるのでしょうか、大挙して訪れた客相手に、段取りが一杯一杯精一杯、でした。
さて、感想をば。ボウリング・フォー・コロンバインが好きな自分としては、中々楽しみだった作品(つっても知ったのは10日位前)。mixiで日本上映の署名を募ったらしいですね。最近のネットは頑張ってるな。
取り敢えず、いいです。オススメ。ノンフィクションな訳で、何と言うかある種想像を絶する驚くべき話ですが、米映画みたいな嘘っぽいヒロイックムービーで無かった辺りがいい。
で、終わっては仕方無いので、雑感を。以下ネタばれです。
西洋諸国って言うのはヒエラルキーでしか国を成り立たせられないのでしょうか?悲しい事です。大佐(Carnel)明らかにブッシュのそっくりさんやろ。ジャーナリストの「世界の人は凄惨な映像を見ても『怖いね』と言うだけで食事を続ける」と言う台詞はあらすじにも載ってますが、痛い。すみません。でも多分何も出来ないんでしょうね。(やる連中はどこぞの人質になった「自己責任」連中みたいに極端でどこか危うい人達で。) ポールが会議中の総支配人?に電話して、何人かが話を聞いて吃驚したシーン、そこから華麗に動いた総支配人がカコイイ、その場しのぎしか出来なかったけども。ポールと奥さんの馴れ初めの話に軽く萌えた。あんな話白状してみたい。いやオタがやったらストーカー言われるんだろうな(笑) グレゴワール何時の間に消えた? 将軍(General)が見捨てられてちと可哀想。あぁ言う小者が憎めません。ルタガンダが金さえ払えば政敵でもちゃんと商談をする辺りの商売人根性はある意味偉い、いい酒は寄越さなかったけど。個人的に、ポールは飽くまでルワンダの英雄ではなかったけれども、救われた1200人にとっては紛れも無く英雄だった、と言う所がぐっと来ました。アーチャーさんが後で登場した時にやつれてた芸の細かさに感動。EDの「アフリカ合衆国になれないのか?」って歌詞はちょっと。アメリカは元々均質な連中が外から押しかけて広い国土のそれぞれに歴史も芽生えぬ内に纏まったから合衆国なんで、そんなのと一緒にするのはアフリカにえらく失礼。文化大事にしようよ。そもそも、合衆国や連合の王国を築いた西洋諸国こそ、植民地支配でアフリカを蹂躙しつくした連中なんだぞ。そう言えば、ツチ族が大統領や首相を殺した、って話、作中では疑われていませんでしたが、実際には分からないんですよね。現場では疑義なんて挙げてる暇も無いという事でしょうか。
ここら辺、もう少し思いつき次第追記します。
しかし、こんな事が起きてさえ尚、様々な大虐殺が繰り返されるのだから、人間の愚かしさと言うのは、悲しいものです。
き、キーワードが消せません! これは何とした事か!消えました。お騒がせしました。